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CBD研究紹介

関節炎を持つ犬に対してCBD治療の効果性(2018年7月)

引用:Pharmacokinetics, Safety, and Clinical Efficacy of Cannabidiol Treatment in Osteoarthritic Dogs

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6065210/

Cornell University Hospital for Animals

目的:この研究の目的は、関節炎を持つ犬がカンナビジオール(CBD)オイルを摂取した際の基本的な経口薬物動態及び安全性と鎮痛性について究明ことである。

 

方法:

CBD を豊富に含んだオイルを使用。犬の体重1kgに対し2mgと8mgの2種類を用意。

プラシーボ効果と比較するため獣医と飼い主にはランダムにCBDが入っていないオイルを提供した。

対象となった犬には12時間おきにCBD オイルを4週間続けて摂取してもらい、2週間の洗浄期間を設け、その後プラシーボオイルで4週間同じく摂取してもらった。

獣医による基準測定と飼い主に対する質疑をそれぞれの治療が始まる前と2週間目と終了後に実施し、血液採取、血液検査、身体検査も合わせて実施。

 

結果:

薬物動態は、両方の用量で4.2時間の消失半減期を示し、観察可能な副作用は確認できなかった。

Canine brief pain inventoryとHudson activity scoresにおいて、有意な痛みの減少と活動の増加を示し、獣医による診断はCBD 治療の最中での痛みの減少を示した。

飼い主による副作用は報告されなかったが、血液検査ではアルカリホスタファーぜの増加が見られた。

 

臨床的な意義:

この研究により、犬の体重1キロあたり2mgのCBDを1日2回摂取することで関節炎を持つ犬の痛みを和らげ活発にすることができると分かった。

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